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夢ひらく〉塩谷硝子(株)富山工場(2026年5月号)製造業

塩谷硝子(株)富山工場(2026年5月号)製造業

 

~最大の責務は変わらぬ品質を提供すること、安心して使って頂けるものづくりへ~

 

 今回ご紹介させていただくのは、ベストショップ・ベストファクトリーTONAMI2026で優秀賞を受賞された塩谷硝子㈱富山工場さんです。大阪の本社、国外のマレーシア工場と3つの拠点で事業を展開しておられます。砺波市太田にある富山工場は、昭和57年に設立されました。当時富山県が薬の県であったことや、水が豊富で工場業に適していたこと等を加味して、先代の知り合いのご縁で工業団地に入られたそうです。
 工場では主に、バイアル・アンプル・カートリッジ・シリンジ等の薬を入れる医薬品用ガラス容器を製造しています。名前だけを聞くとピンと来られない方もおられるとは思いますが、これらはインフルエンザのワクチンや結核予防用のBCGワクチン、歯医者で使う歯科麻酔薬等の馴染みのある薬の容器にも使われているそうです。インフルエンザ用バイアルは市場の4割と業界トップクラス、歯科麻酔薬用のカートリッジは市場の7割超えで国内シェアNO.1だとの事です。他にも100社以上の取引が国内外にあり、製薬業界より高い信頼を得ておられます。
 今回取材に応じてくださった工場長の藤森さんに、事業に取り組む中で心掛けていることを尋ねると、「我々の最大の責務は“同じ品質の物を作り続けること”だと思っています。ルール上、設備変更等はダメですし、仮に製法を変えてしまうと、中の薬に影響を及ぼし、薬の効能に影響が出る事が懸念されます。常に高い品質を維持しながら且つ同じものを生産するということを日頃から意識していますね。」と答えてくださいました。お話をお聞きする中で、変えないことの難しさや重要性、また医薬用容器としての供給責任等が伝わってきました。さらに今後の目標や展開については、「薬があっての塩谷硝子、薬と私たちガラス容器は二人三脚のようなものなので、これからも力を合わせて頑張っていきたいですね。いずれは、世界市場でも塩谷硝子の存在感を示す事ができるようなものづくりをしていきたいと思っています。」と熱い思いを聞かせていただきました。私たちの命と健康を守る日本の医療に携わっておられる塩谷硝子㈱さん。あなたの身近でも日々活躍しているのではないでしょうか。


事業所名:塩谷硝子(株)富山工場

代表:藤森 靖史
所在地:〒939-1315 砺波市太田1889-4

TEL:0763-32-2211

営業時間:月~金曜日

休業日:土・日・祝日・GW・お盆・年末年始等

ホームページ:https://www.shiotani-glass.com/